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みどり
名詞
1
標準
文例 · 用例
青ぎった空にの松林、百舌もどこかで鳴いている。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
金庫には翡および夜光石をもつて充たされたることを感應せることにより。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
解剖臺の二つ置いてある廣やかな解剖室の白壁は眞夏の朝日の光と、青葉の射とで青み亙るほどに清々しく準備されてゐた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
三ノ池は一ノ他の半分ほどしかないが、木が茂って松蘿が、どの枝からも腐った錨綱のようにぶら下っている、こればかりではない、葛、山紫藤、山葡萄などの蔓は、木々の裾から纏繞いての葉を母木の胸に翳し、いつまでもここにいてと言わぬばかりに取り縋っている。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
ドウダンツツジの葉と、背向きになって、い地紙に、赭っちゃけた斑が交ったようだ、何枚も、何枚も、描き捨てられた反古のような落葉が、下に腐って、半ば黒土に化けている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
栂、樅、唐檜、白樺などは、山の崕に多く、水辺には、川楊や、土俗、水ドロの木などが、疎に、の髪を梳っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
蜂が団子をこしらえる話寺田寅彦-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)この翡の色|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号(例)蜥蜴が一|疋横たわっていた。
寺田寅彦 蜂が団子をこしらえる話 青空文庫
去年はこの翡の色をした薔薇の虫と同種と思われるものが躑躅にまでも蔓延した。
寺田寅彦 蜂が団子をこしらえる話 青空文庫