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損得なし

そんとくなし
名詞
1
標準
even (of a trade)
文例 · 用例
「奈良丸を千円で三日買うて来て、千円上つて、損得なしの元々やつたのが、福造の興行物の一番上出来やつたんやないか。
上司小剣 鱧の皮 青空文庫
「奈良丸を千圓で三日買うて來て、千圓上つて、損得なしの元々やつたのが、福造の興行物の一番上出來やつたんやないか。
上司小劍 鱧の皮 青空文庫
巻煙草の長い喫ひさしでも拾や、損得なしだ。
岸田國士 運を主義にまかす男 青空文庫
「君も君のおのろけを云えば、それで差引損得なしじゃないか」などと自分を冷かした。
夏目漱石 行人 青空文庫
胸のうちで、期待しているようなはなしでなくても、損得なしに、どんなことでも――と誠意を見せて、彼も膝を改めた。
第二分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
今回の取引は、お互いに「損得なし」だったと言えるだろう。
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彼女との交渉は、いつも「損得なし」で終わる、フェアなものだ。
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このプロジェクトは、金銭的な「損得なし」でも、参加する価値がある。
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