方図
ほうず
名詞
標準
end
文例 · 用例
俄成金は時に方図もない札びらを切り、千金のダイヤも硝子玉ほどにも光を放たないのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
私のこの最初の方図は障碍に遭って、ますますはっきり私に慾望化して来た。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
わたくしは、その想いの糸を片手に持ちながら、父の死以来、わたくしの肩の荷にかかっている大役を如何なる方図によって進めるかの問題に頭を費していた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
ほかの方図のわらわ、それさ応え、 ――どの雀、欲うし?
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
そこでもってし、雀こ欲うして歌った方図のわらわ、打ち寄り、もめたずおん。
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
タキの方図では、心根っこわるくかかったとせえ。
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
こちで歌ったどもし、向うの方図で調子ばあわれに、また歌ったずおん。
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
したどもし、こちの方図では、やたら欲しくて歌ったとせえ。
— 井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 『雀こ』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなことをし始めたら、もう方図がなくなってしまうよ」と呆れられた。
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彼の贅沢は、一度始まると方図がないことで有名だった。
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議論が方図もなく広がり、結局何の結論も出ないまま閉会した。
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