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赤裸

せきら
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
stark naked
文例 · 用例
現今は欧羅巴も亦同じやうであり、唯少し異る点は、各人が自己に閉籠つて型を造り、それを精練してゐて己が赤裸々に生きないのが欧羅巴なるに反し、我等の間では、互につけ込み合ふことを承認し合つてゐる点であらう。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
大きな太鼓や鐘があぜ道にすえられて赤裸の人形が力に任せてそれをたたく。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
以上は、火山を、それ自ら単独のものとして、観察したのであるが、このような能動的な、積極的な、神経が尖って、触覚が鋭敏な火山が、日本アルプスの大山系に潜ぐり込み、そこから赤裸になって躍り出したところに、いかばかり特色のある山岳景を作り出したか、私は次にこれを言って見たいのである。
小島烏水 日本山岳景の特色 青空文庫
誠に晩春より初夏へかけ(ここの赤裸々となるは、夏期わずかの間に候)最も歴々と仰がるべく、夏にても、形は明確に、白雪山を埋むる今にても、こを恋人とせる小生の目には、同じ雪に蔽われながらも、この鳥形のみは粗き山の膚(元より白色)の中に、滑らかに平に浮び出で居候が、認められ候。
小島烏水 雪の白峰 青空文庫
そして物質界を赤裸々のままで見る事を忘れる。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
後者等は大体において人間心理を伝統的理想の鋳型に嵌めて活動させているとしか思われないのに反して、西鶴だけは自分自身の肉眼で正視し洞察し獲得した実証的素材を赤裸々に記録している傾向がある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
そしてそれらに対抗して自分の赤裸々の本性を出そうとする際に、従来同君の多く手にかけて来た図案の筆法がややもすれば首を出したくなる。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
良く晴れた夜には地面は赤裸で天体の寒さに曝されるようなものだから余計によく冷える。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
作例 · 標準
赤裸のまま湖に飛び込んだ彼は、水面の冷たさに思わず短い悲鳴を上げた。
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古代の彫像は、その赤裸な姿を通じて人間の肉体の究極の美を表現している。
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「おいおい、そんな赤裸な姿でうろちょろするなよ、風邪を引くぞ」と兄が呆れて言った。
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2
標準
unvarnished (e.g. truth)
作例 · 標準
そのドキュメンタリー映画は、戦地の凄惨な状況を赤裸に描き出し、観客に衝撃を与えた。
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記者は権力者の不正を暴くため、一切のタブーを排して赤裸な事実のみを書き連ねた。
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赤裸な意見を言わせてもらえば、この計画は失敗すると思います」と彼は臆せず発言した。
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