脹脛
ふくらはぎ異読 ふくろはぎ
名詞
標準
calf
文例 · 用例
酔つた視線の中の敵とは、彼の足の脹脛を目がけて土埃りをあげ、頸毛をふくらませて突進してくる一羽の牝鶏であつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
血を見ると、腰から脹脛にかけての神經がざわざわして來るのが駿介の平常だつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
有本老人はじめ「あツ、痛い、先生にはかなはん」と、後につゞく二三人もばた/\負けて脹脛をさすつてゐるのを、私とAさんとは上框に腰掛けて見てゐた。
— 嘉村礒多 『足相撲』 青空文庫
畜生犬め、それと見るなり、初めはおれの脹脛に咬みつきをつたが、紙束をおれに取りあげられてしまつたと感づくと、いやに哀れつぽい金切聲をたてたり、おべつかを使つたりしはじめたけれど、おれは構はず、『へん、お氣の毒さま、あばよ!
— ZAPISKI SUMASHEDSHAWO 『狂人日記』 青空文庫
」と、友染の湯もじの下から、細い脹脛の折れかゞみの邊りまでを見せて、土間から直ぐに納戸への近道をして、高い上り口を一跨ぎにした。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
第二弾は脹脛の筋肉を少し切り裂いて引違えただけだった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
八幡の阪で、誰やら脹脛を後から窃と押す者がある。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
馬籠の駅長時代には百里の道を平気で踏んだほどの健脚とも思われないような、変わり果てた父の脹脛が、その時半蔵の手に触れた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
長距離走の後、ふくらはぎがパンパンになった。
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彼はふくらはぎの筋肉を鍛えている。
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マッサージでふくらはぎの疲れを取る。
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