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兜町

かぶとちょう
名詞
1
標準
Kabutochō (neighbourhood of Nihonbashi, Tokyo, where the Tokyo Stock Exchange is located)
文例 · 用例
豊海橋より一石橋に至るの水路の中、南西に岐れて霊岸島と亀島町との間に去るものは、新亀島橋亀島橋及び高橋の下を下りて本澪に入り、兜町地先にて岐れて南西に去るものは、兜橋海運橋久安橋その他諸橋の下を過ぎて京橋川に合す。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
」 今、兜町に山一商會の杉野喜精氏は、先生の舊知で、その時分は名古屋の愛知銀行の――何うも私は餘り銀行にはゆかりがないから、役づきは何といふのか知らないが、追つてこの金色夜叉夫人が電話口でその人を呼だすのを聞くと、「あゝ、もし/\御支配人、……」だから御支配人であつた。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
」「お住居は兜町の方だとおつしやいますが、よく、此の邊が明るくつておいでなさいますね。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
銀子に兜町の若い旦那の客がついたのは、土の見えないこの辺にも、咽喉自慢の苗売りの呼び声が聞こえる時分で、かねがねお神の民子から話があったと見え、贔屓に呼んでくれる藤川という出先のお神の見立てで、つけてくれたのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
男は兜町で激しく働くので時々軽い脳病になり、この病院へ来るのも二十年程前からなので、院内の古い患者とは知り合いが多いと言う。
――二つの連作―― 青空文庫
兜町の、ぱりぱりしたのが三四人、今も見物で一所ですがね。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
兜町の裏にまだ犬の屎があろうという横町の貧乏床で、稲荷の紋三郎てッて、これがね、仕事をなまけるのと、飲むことを教えた愛吉の親方でさ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
被害者鈴木泰助はことし五十歳で、細君は数年来肺を病んで片瀬に療養し、夫婦の間に子供はなく、ことし二十五歳になる手代の甚吉をいっしょに住まわせて、昼間は二人とも日本橋|兜町の店に行き、いつも夜遅くに帰り、食事は三度とも店の方でするので、女中を一人も雇わずに、いわば男所帯で暮らしていたのである。
小酒井不木 現場の写真 青空文庫
作例 · 標準
取引先のオフィスが兜町にあるので、日比谷線の茅場町駅から歩いて向かう。
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兜町って、昔からの証券マンが闊歩している独特な緊張感があるよね。」
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週末の兜町は平日の喧騒が嘘のように静まり返っており、散策には最適だ。
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2
標準
Tokyo Stock Exchange
作例 · 標準
為替の大幅な変動を受けて、今日の兜町は朝から慌ただしい動きを見せている。
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兜町の顔色を窺いながら投資のタイミングを計るなんて、僕には至難の業だよ。」
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世界的な株安の連鎖を食い止めようと、兜町の関係者たちは夜通し対応に追われた。
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