侍所
さむらいどころ異読 さぶらいどころ
名詞
標準
Board of Retainers (Kamakura and Muromachi-period government office)
文例 · 用例
と幽かにお笑ひになつておつしやつて居られた事もございますし、また、政所、侍所ナドト等シク、都所トイフモノヲ設ケタラドウカ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
昼は禁廷左近の橘の下に茶を売る者あり、夜は三条の橋より内侍所の燈火を望み得たとは、有名な話である。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
今日の侍所になっている座敷で開かれた酒宴に、親王方の次の席へ源氏は着いた。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
しかも古風に髪を櫛で後ろへ押えた額のかっこうなどを見ると、内教坊(宮中の神前奉仕の女房が音楽の練習をしている所)や内侍所ではこんなかっこうをした者がいると思えて源氏はおかしかった。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
神事が多くて内侍所が繁忙をきわめる時節で、内侍以下の女官なども長官の尚侍の意見を自邸へ聞きに来たりすることで、派手に人の出入りの多くなった所に、大将が昼も帰らずに暮らしていたりすることで尚侍は困っていた。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
侍所に集っている人たちが、「ちょっと雪もやんだようだ。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
侍所のほうでは明日ある音楽の合奏のために、下ならしに楽器を出して、たくさん集まっていた殿上役人などが鳴らしてみたり、おもしろい笛の音をたてたりしていた。
— 梅が枝 『源氏物語』 青空文庫
侍所にゐる連中は、五位に対して、殆ど蠅程の注意も払はない。
— 芥川龍之介 『芋粥』 青空文庫
作例 · 標準
幕府の侍所は、武士階級とその俸禄の管理を担当していました。
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鎌倉時代には、重要な政策決定がしばしば侍所内で議論されました。
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新しい軍事徴兵法に関する布告が侍所から発令された。
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標準
samurai guard house (Heian and Kamakura periods)
作例 · 標準
侍所、すなわち武士の警護所は、城の入り口を守るために厳重に要塞化されていた。
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警備兵が侍所の入り口に立ち、月明かりに剣がきらめいていた。
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領主の邸宅への攻撃が差し迫っているという噂が広まり、侍所は警戒態勢に入った。
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