練馬大根
ねりまだいこん
名詞
標準
Nerima daikon (variety of daikon with a long, thick root)
文例 · 用例
練馬大根と言う、おかめと喚く。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
材料は、厨で僅に見出した、しかも平凡な練馬大根一本に過ぎないのだが、彼はこれを一汁三菜の膳組に従って調理し、品附した。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
練馬大根と言ふ、おかめと喚く。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
きちんとそろへたむき出しの脚は、スカートの下からぼつてりとした肉づきで、これは故国の練馬大根なりと微笑された。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
富岡は、昔、ゆき子に、君はどうせ練馬大根の産地で生れたのだらうと、毒舌を吐いた事があつたが、締りのない寝顔が、浮気者らしく見えた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
私は生まれて始めて洋服を着ようと思って三浦に話しましたら、「日本の婦人が洋服を着ると、胴が長くて足は練馬大根のように短く、まことにみっともない。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
新漬の沢庵に辛い舌鼓を打ちやきいもの甘いけぶりに頬をやく方々は練馬大根や川越藷と同じく武蔵野の土の産物なる『みゝずのたはこと』の一本を身近に具えて時々其一二葉を咀嚼し恒に真に新な生活の趣味を噛み出して下さい。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
東京附近の平原に住む女のやうに練馬大根のやうな細い太いのない足は見當りませんでした。
— 江南文三 『佐渡が島のこと』 青空文庫
作例 · 標準
畑で採れたての新鮮な練馬大根は、サラダにしても煮物でも格別の美味しさだ。
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おばあちゃんが漬けてくれた練馬大根の浅漬けは、ピリッとした辛みが食欲をそそる。
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この時期は、採れたての練馬大根が市場に出回るので、毎年楽しみにしている。
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ウィキペディア
練馬大根(ねりまだいこん)は、東京の練馬区で作り始めた大根をいい、練馬区の特産品にもなっている。この地域の土壌が関東ローム層であり、栽培に適していた。
出典: 練馬大根 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0