魚鼈
ぎょべつ
名詞
標準
文例 · 用例
すなわち林樹を捨て河辺に到り、その本法を以て神足を修せんとするに水中魚鼈廻転の声が耳に障る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
魚鼈居る水を踏まへて水馬昭和十年七月十一日 七宝会。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
先生の霊は永くここにあり嗚呼、骨肉は天命終るところの処に委せ、水にはすなはち魚鼈に施し、山にはすなはち禽獣に飽かしむ。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
ねがわくは魚鼈に施し、禽獣に飽かせてくれ)――と。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
長岡の神田町では人家の北裏手に、三盃池という池がもとはあって、その水に住む魚鼈は皆片目で、食べると毒があるといって捕る者がなかった。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
七|軍魚鼈となる一 父の矢創も日ましに癒えてゆく様子なので、一時はしおれていた関平も、「もう心配はない。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫
関羽は、于禁を生捕り、※徳を誅し、魏の急援七軍の大半以上を、ことごとく魚鼈の餌として、勢い八荒に震い、彼の名は、泣く子も黙るという諺のとおり天下にひびいた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫