開宗
かいそう
名詞
標準
文例 · 用例
いわゆる、各宗各派を開宗した名僧知識および、その他散在する諸美徳たちです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
三 遍歴と立宗 十二歳にして救世の知恵を求めて清澄山に登った日蓮は、諸山遍歴の後、三十二歳の四月再び清澄山に帰って立教開宗を宣するまで、二十年間をひたすら疑団の解決のために思索し、研学したのであった。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
かくて智恵と力をはらんで身の重きを感じたツァラツストラのように、張り切った日蓮は、ついに建長五年四月二十八日、清澄山頂の旭の森で、東海の太陽がもちいの如くに揺り出るのを見たせつなに、南無妙法蓮華経と高らかに唱題して、彼の体得した真理を述べ伝えるべく、立教開宗したのである。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
『孝經』に孝徳之本也(開宗明義章)とあるのも、徳之本は即ち仁之本で、同一の意味を述べたものであらう。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
蒲壽庚の父の蒲開宗の時、廣州から始めて泉州に移住したのは、或は廣州に於ける蒲姓の衰運と關係ある樣に想像される。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
四 蒲壽庚の事歴(上) 蒲壽庚の一家は、その父蒲開宗の時代に、廣州から泉州に移住したが、最初の間は左程豐かな生活を營んだものと想像出來ぬ。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫