透かし彫り
すかしぼり
名詞
標準
fretwork
文例 · 用例
下の方は、足をのせる金属の台があつて、それには透かし彫りの模様があります。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
お宮の扉の上にある象鼻や獅子頭の彫刻、それから宮の中の透かし彫りの鳩やにわとりなども、昔手をふれたままなのがたまらなくなつかしい。
— 伊藤左千夫 『落穂』 青空文庫
沈の木の透かし彫りの箱に入れて、同じ木で作った上飾りを付けた新味のある御贈り物であった。
— 絵合 『源氏物語』 青空文庫
まさしく、だきみょうがの透かし彫りが見えるのです。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
頭には朝鮮風の金銅彫りの妙異な冠が飾られ、それから宝石をちりばめた透かし彫り金物の長い飾り紐が垂れている。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
振子は、金メッキされて居り、透かし彫りにした朝顔が、その肩のところに花を開いている。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
簀戸の腰板に、観世水が透かし彫りになっていた。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
下の方は、足をのせるかねの台があって、それにはすかしぼりの模様があります。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
作例 · 標準
古民家の鴨居にある透かし彫りをよく見ると、波に千鳥の意匠が凝らされていた。
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透かし彫りの技法を用いた木製のランプシェードが、壁に美しい模様を映し出している。
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この家具には、職人の手による繊細な透かし彫りが施されており、非常に価値が高い。
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