樹懶
なまけもの異読 ナマケモノ
名詞
標準
sloth (animal)
文例 · 用例
――其頃、風をなして行はれた試驗間際に徹夜の勉強、終夜と稱へて、氣の合つた同志が夜あかしに演習をする、なまけものの節季仕事と云ふのである。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
そしてなまけものですぜ。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
蚤と蚊夢野久作 夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました。
— 夢野久作 『蚤と蚊』 青空文庫
「私たちはあなたのように寝ころんでいるなまけものがすきなのです。
— 夢野久作 『蚤と蚊』 青空文庫
私は純然たるなまけものになった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
いつしか太郎は、村のひとたちからなまけものという名前をつけられていた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
村のひとたちの言うように、やっぱしただのなまけものじゃったわ。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
また、勇気を得たのなんのと、その場かぎりの興奮から軽薄な大袈裟な事ばかりを言い散らす人は、昔から、なまけものの、お体裁屋にきまって居ります。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
樹懶は一生のほとんどを木の上で過ごし、排泄の時だけ地面に降りてくるという。
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体に苔が生えるほど動かない樹懶の姿は、究極の省エネ生活を体現しているかのようだ。
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ジャングルの高い枝にぶら下がっている樹懶を、現地のガイドが双眼鏡で見つけてくれた。
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