ぽっと
ぽっと異読 ポッと
副詞
標準
slightly (blushing)
文例 · 用例
馬場の蒼黒い顔には弱い西日がぽっと明るくさしていて、夕靄がもやもや烟ってふたりのからだのまわりを包み、なんだかおかしな、狐狸のにおいのする風景であった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
後からも前からもぎりぎりに生活の現実に詰め寄られている、その間をぽっと外ずして気分を転換したい。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
」と云ったかと思うとぽっとあたりが青ぐらくなりました。
— 宮沢賢治 『サガレンと八月』 青空文庫
奇術が何とか座にかかっているのを見にゆこうかと言っていたのを、峻がぽっと出てしまったので騒いでいたのである。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
青い稲田が一時にぽっと霞んだ。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
ばかなラクシャンの第二子がすぐ釣り込まれてあわて出し顔いろをぽっとほてらせながら「おい兄貴、一|吠えしようか。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
蟹の子供らもぽっぽっぽっとつづけて五六|粒泡を吐きました。
— 宮沢賢治 『やまなし』 青空文庫
ばかなラクシャンの第二子がすぐ釣り込まれてあわて出し顔いろをぽっとほてらせながら「おい兄貴、一吠えしようか。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
作例 · 標準
恥ずかしくて、彼女の頬が<b>ぽっと</b>赤くなった。
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彼の優しい言葉に、私の心が<b>ぽっと</b>温かくなった。
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夕焼け空に、雲が<b>ぽっと</b>ピンク色に染まった。
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標準
suddenly (getting bright, flaring up, flashing on, etc.)
作例 · 標準
暗闇の中、急に電気が<b>ぽっと</b>点いた。
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薪に火をつけたら、一瞬で炎が<b>ぽっと</b>燃え上がった。
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💡あっ、良いアイデアが<b>ぽっと</b>閃いた!
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標準
suddenly (appearing, coming out, etc.)
作例 · 標準
森の中から、かわいらしい小鳥が<b>ぽっと</b>現れた。
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水面に泡が<b>ぽっと</b>浮かんできた。
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人混みの中から、知り合いの顔が<b>ぽっと</b>見えた。
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標準
distractedly
作例 · 標準
授業中、ボーっとしていたら先生の声が耳に<b>ぽっと</b>入ってきた。
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仕事に集中できず、心が<b>ぽっと</b>他のことに囚われていた。
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考え事をしているうちに、時間が<b>ぽっと</b>過ぎてしまった。
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