明所
あきど異読 あきしょ
名詞
標準
empty place
文例 · 用例
だから、精神の狭い明所に浮ぶ人生の中断面を一人で見つめていればよいので、そんなことは人に話したとて同感を得るわけのものではなく、人に話せるようなことは精神の暗所の中に沈没してるのである。
— 豊島与志雄 『待つ者』 青空文庫
次に明所の光の諸階段を眺め暗所の反射等による諸階段を眺めて行く。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
大体の概念を得るためにはかえって大綱だけの明所をにぎっていくに限ります。
— 高浜虚子 『俳句とはどんなものか』 青空文庫
七 供の侍は、ついにたまりかねて、「おのれ、慮外な振舞いをなすと、六波羅の糺明所へ突き出すぞよ」四郎の袴腰をつかんで、月輪殿の側から引きもどそうとすると、振向きざま、「何、おれを警吏へ引き渡す?
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
おもしろい、糺明所へでもどこへでも突き出してもらおうじゃねえか」「いいおったな」組んで捻じ伏せようとすると、「見損なうなっ」いきなり拳を侍の横顔へ見舞って、あっとよろめく腰を蹴とばした。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
スポーツを通じてチームワークを学ぶ。
エンターテインメント産業は多様な作品を提供する。
競技選手たちの努力は称賛に値する。
娯楽施設の利用客は増加傾向にある。