読み書き算盤
よみかきそろばん
名詞
標準
文例 · 用例
グラフィックスや音を取り込んでなにか面白いことの起こる世界は、32ビットの386SX以上を使ったWindowsをのせたマシンや、UNIXマシンに押し上げられ、この下に、電子時代の読み書き算盤のツール、いわば情報家電製品が誕生することになる。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
この二人を特に典獄より預けられて、読み書き算盤の技は更なり、人の道ということをも、説き聞かせて、及ぶ限りの世話をなすほどに、頓て両女がここに来れる仔細を知りぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
大まかな百姓仕事や、飯爨や、副食物の世話ぐらいは、どうにかこうにか人間並に出来るには出来たが、その外の読み書き算盤はもとより、縫針なんか一つも出来なかった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
しかし、当時の婦人の文化的な能力は、日常の帖つけ、手紙をかくに不自由しない読み書き算盤の低い範囲に止められていたから、その複雑な時代に生きる自分たち女性自身の描き手としての婦人作家は、一人も出ていない。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
「しっかりやるにも何にも、小学程度の読み書き算盤丈けですから、策の施しようがないんです。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫