角刈り
かくがり
名詞
標準
crew cut
文例 · 用例
ブドリはいやになって、ぷいっと表へ出ましたら、向こうから髪を角刈りにしたせいの高い男が来て、いきなり、「おい、お前、ことしの夏、電気でこやし降らせたブドリだな。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
鉄ちゃんは須田町の近くの魚屋の伜で十九歳、浅黒い顔に角刈りが似合い、痩せぎすの体つきもどこかいなせであった。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
角刈りにした頭の地も綺麗で、顔立ちも優しい方であったが、手足の筋肉がこちこちと硬かった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
夜山尾来る、頭を三角刈りにして居るので人相が悪く、よく下等なものの様な感じを与えた。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
後に知ったことであるが、頭髪は角刈りにしていた(私は髪を伸していた)。
— 豊島与志雄 『微笑』 青空文庫
その頃流行つた「角刈り」と云ふのに近い刈り方で、うしろの方をより短く、前方を長目に刈つた頭の鉢は、後頭部がやゝ一直線に切つ立つてゐたが、小さく固く引き締まつて、その面長の顔とよき釣り合ひを保つてゐた。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
ロタール・マンハイム――少し背の曲がった頑丈な大きな老人、赤い顔色、角刈りにした灰色の髪、ごく黒い口|髭と眉毛、重々しいがしかし元気で嘲弄的で、強烈な生活力を思わせる顔つき――彼もまた、狡猾なお人よしのふうをして、クリストフを研究していた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
五十年配の強健な快男子で、背が低くむっくりしていて、丸い大きな頭、角刈りにした灰色の頭髪、赤い顔、横柄な言葉つき、重々しい誇張的な音調、そしてときどきごつごつした快弁を弄した。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
新入社員の彼は、清潔感のある角刈りで、爽やかな印象を与えた。
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昔の映画を見ると、多くの男性俳優が流行りの角刈りにしているのがわかる。
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息子はスポーツ刈りか角刈りにするか迷っていたが、結局角刈りを選んだ。
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ウィキペディア
角刈り(かくがり)稲刈りでのコーナー刈りのこと。 髪型のひとつ。本項。
出典: 角刈り — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0