頭分
かしらぶん
名詞
標準
boss
文例 · 用例
浅野弥兵衛が頭分で、いずれも口利であり、外交駈引接衝応対の小手の利いた者共である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
先日博士は生来の健啖に任せて羊の炙肉をほとんど一頭分も平らげたが、その後当分、生きた羊の顔を見るのも厭になったことがある。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
従って女の給金も頭分けにして払った。
— 岡本かの子 『百喩経』 青空文庫
中央に頭分を埋め、周囲に子分の尸を埋めたる跡あり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
町内の若い者、頭分、芸妓家待合、料理屋の亭主連、伊勢屋の隠居が法然頭に至るまで、この床の持分となると傍へは行かない。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
然らば一つ馬の代五千頭分程も頂戴してつかわそうかな。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
二つの紅い燈籠をさきに立てて、その頭分とみえる者は紅い冠をいただき、うす黄色の袍を着て、神坐の前にある案に拠って着坐すると、その従者とおぼしきもの十余人はおのおの武器を執って、階段の下に居列びました。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
さては妖怪|変化かと、李は腰に挟んでいる箭を取って、まずその頭分とみえる者に射あてると、彼はその臂を傷つけられて、おどろき叫んで逃げ出しました。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
彼はあの荒くれ者たちを束ねる頭分として、裏社会で広く恐れられている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
工事現場の頭分が腹の底から一声かけると、作業員たちは一斉に動き出した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
町内の厄介な揉め事は、いつも顔役である頭分の裁量で穏便に解決する。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
盗賊団の頭分は、薄暗いアジトに集まった手下たちに次の標的を告げた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview