頭が上がらない
あたまがあがらない
表現形容詞
標準
to be no match for (e.g. outclassed in authority, strength or in debt to)
文例 · 用例
しかし、あれほどに亢奮していた透が、もし不服があるならば桐沢氏に言えという先生の一言のもとに、素直に屈服してしまったのを見ると、かれら兄妹にまつわる何かの秘密を、桐沢氏に知られているので、彼も桐沢氏に対しては頭が上がらない事情があるらしい。
— 岡本綺堂 『深見夫人の死』 青空文庫
実に面目次第もないが事実の前には頭が上がらない。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
それほどの筋にならずとも、胸元を抑へられて、小突き廻はされるぐらいの小波瀾は、到底まぬがれ得ないところで、かうなると大の男である亭主も、小の女である女房の前に頭が上がらない。
— 高田保 『恋文』 青空文庫
権力の前には彼等は頭が上がらない。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
いかにたいだとて、東京では洗いづくりにしては、すずきにちょっと頭が上がらない。
— 北大路魯山人 『洗いづくりの世界』 青空文庫
これから、毎朝道であっても、炭屋の小僧さんに頭が上がらないと思うと、残念でたまりません。
— 小川未明 『日の当たる門』 青空文庫
これは何と申しても私一生の失敗であると、いまでも主人の前に頭が上がらないのであります。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
しかし、私はどうしても俸給生活をするのが嫌で、というのは、俸給を貰って生活していたのでは、結局、俸給をくれるものに対して頭が上がらない。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭が上がらないについて考えています。
我が社の頭が上がらない戦略は重要です。
頭が上がらないの原理は複雑である。
頭が上がらないという言葉が頭から離れない。