水責め
みずぜめ
名詞動詞-サ変
標準
water torture
文例 · 用例
だんなもご存じでしょうが、ふとん蒸し、水責め、さかつるし、罪人どうしの間で刃物を使わねえ人殺しは、これまでもちょくちょくねえわけじゃねえんです。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
伝六のいうとおり、平牢の、それもおおぜい投げ込み牢の中では、牢つきあいの悪い者、牢名主にさからった者なぞは、深夜、さかつるし、水責め、あるいはまたふとん蒸しなぞの牢成敗に出会って、囚人が囚人に殺される例はままあることでした。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
大将のことだから、さんざん水責め火責めの拷問をやったんで、虫の息になりながら、お白州にぶっ倒れているんですがね。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
あば敬さんが手を染めたあな(事件)だからな、恥をかかしちゃなるめえと、今までこうしててがらにするのを遠慮していたが、いつまでたっても火責め水責めを改めねえから、おきのどくだが、またこちらにてがらをいただかなくちゃならねえんだ。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
……それを縄で括って流すまいとするその大混雑……其所へ、河岸へ火が出て来て猛火に煽られ、こげ附くようになりながら、浮き上がった荷物の上へ、獅噛みつき、身体を水に濡らしては火の粉を除けるという騒ぎ、何んのことはない、火責め水責めを前後に受けて生きた心地もしなかった。
— 焼け跡の身惨なはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
水責めに遇っているのですよ。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
助けにやって来た恋人を、一方において水責めに、断末魔の時期を刻々に告げ、さらに一方では恐ろしい、腐蝕性ある醂麝液を、突き付けて威嚇するのである。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
長崎へ送られて、火責め、水責めの拷問で六ヶ月責めつけられたが一人も屈する者がなく、奉行もうんざりして死刑を決し、一六四三年三月十六日、大拷問にかけてのち、マストリリに施したと同様の異様な化粧をさせて引廻しの上、一同穴つるし。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代には、捕虜に対して水責めが行われることがあったという。
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水責めは非人道的な拷問であり、現代では許される行為ではない。
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スパイ映画では、主人公が敵から情報を引き出すために水責めにあうシーンがあった。
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