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初鰹

はつがつお
名詞
1
標準
the first bonito of the season
文例 · 用例
飢えに泣いているはずの細民がどうかすると初鰹魚を食って太平楽を並べていたり、縁日で盆栽をひやかしている。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
そういえば、春過ぎて若葉の茂るのも、初鰹の味の乗って来るのも山時鳥の啼き渡るのもみんなそれぞれ色々な生化学の問題とどこかでつながっているようである。
寺田寅彦 五月の唯物観 青空文庫
同じ白石の在所うまれなる、宮城野と云ひ信夫と云ふを、芝居にて見たるさへ何とやらむ初鰹の頃は嬉しからず。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
有りようの処は初鰹を戴いてから煮て食うわけには参りませぬじゃ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
鯖を、鯖や三番叟、とすてきに威勢よく賣る、おや/\、初鰹の勢だよ。
泉鏡花 寸情風土記 青空文庫
同じ白石の在所うまれなる、宮城野と云い信夫と云うを、芝居にて見たるさえ何とやらん初鰹の頃は嬉しからず。
泉鏡花 一景話題 青空文庫
ところで、この新緑五月のころになると、いつも私どもの頭に浮かんでくるのは、あの有名な、眼には青葉山ほととぎす初鰹 という句です。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
さてまず最初の「眼には青葉山ほととぎす初鰹」という句でありますが、この「眼には青葉」というのは、いうまでもなく、眼の世界です。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
作例 · 標準
旬の初鰹を求めて、多くの人が市場に集まる。
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初鰹は、さっぱりとした味わいで、たたきにして食べるのが美味しい。
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「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」という句は、初夏の風物詩を表している。
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