出払い
ではらい
名詞
標準
being out of
文例 · 用例
狭い土地に、数のない芸妓やによって、こうして会なんぞ立込みますと、目星い妓たちは、ちゃっとの間に皆出払います。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
抱えの大半が東京産まれだったが、そのころは世界戦後の好況がまだ後を引き、四時が鳴ると芸者は全部出払い、入れば入ったきり一つ座敷で後口もなく、十二時にもなると揃って引き揚げ、月に一度もあるかなしの泊りは、町はずれの遊廓へしけ込む時に限るのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
(出払いかしら) と、思うと、失望と、怒りを感じて「婆さん」 と、茶店の奥へ怒鳴った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
まず多数にお入り込みの場合を申しますと、宿方にあり合わせた人馬を出払いまして、その余は人馬の立ち帰るまで御猶予を願います。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
この日袴野と小者らは一時に出払い、山塞には生きものは何も一匹もうろついていなかった。
— またはすて姫 『舌を噛み切った女』 青空文庫
そのほか関興、張苞などもことごとく兵をひきいて出払い、しかも孔明自身もまた床几を祁山のいただきに移し、しきりと西の方面を望んでいた。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
ぼくはにぎり飯をほうり出して、手についてる御飯つぶを着物ではらい落としながら、大急ぎでその人のあとから駆け出した。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
雨戸はことにそれがはげしく北の雨戸は随分あつくかたまって、戸袋に入れるのに女中は雪を箒ではらい落したほどだけれ共、南側のはほんの少しほかついて居ない。
— 宮本百合子 『農村』 青空文庫
作例 · 標準
部長は現在、出払い中で席を外しております。
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連休中は、ほとんどの社員が出払いとなる。
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長期出払いのため、メールの返信が遅れる可能性があります。
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