追求心
ついきゅうしん
名詞
標準
文例 · 用例
」 庸三は妻の死んだ時、金を持って来てくれたり、寂しい子供たちの気分を紛らせるために、ラジオを装置してくれたりした、一色の好意も思わないわけではなかったが、何か自我的な追求心も働いていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
そこへ行くと、気吹の舎大人は狭い人かもしれないが、しかしその迫りに迫って行った追求心が彼らの時代の人の心に近い。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
小山いと子は従来の婦人作家としては社会現象に対して強い興味と追求心をもった作家で、この二つの作品にしろ、みもしらない外国を背景として日本技師のダム工事にからむ事件や、人造石油製造の技術の発展とそれにからむ人事などをあつかっている。
— 宮本百合子 『婦人作家』 青空文庫