日面
ひおもて
名詞
標準
文例 · 用例
なアお増、お前は今日は仕事を休んで、うまい物でも拵えてくれ」 その日は三人がいく度もよりあって、いろいろな物を拵えては茶ごとをやり、一日面白く話をした。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
又たとへば學校の一室に居りながら、昨日面白く遊んだ公園を思つて居る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
又たとえば学校の一室にいながら、昨日面白く遊んだ公園を思っている。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
いざや今一応約束の決行を促さばやと、ある日面会せしを幸いかく何日までも世間を欺き小供にまで恥辱を与うるは親として余り冷酷に過ぎたり、早く発表して妾の面目を立て給え。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
この事実は本日面会しました前記の司法当局者に、私から説明しましたので、同氏が「容易ならぬ事件」と認めて、即刻、警視庁に移牒したという理由もそこに在る事と察しられるのですが、その新聞記事によりますと(御記憶かも知れませんが)彼女は、その情夫?
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
教誨師については先日面白い話を聞いた。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
先日面会の時に言ったドイツ語の本は、あれで分ったか。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
興味深いものは、私たちが今日面している人間性解放の現実的諸要素の構成と、ルネッサンス芸術家としてのシェクスピアの世界での人間解放とが、どのようにたがいに似ていて、しかも絶対に異った歴史の内容によってへだてられているかという点であると思う。
— 宮本百合子 『現代の主題』 青空文庫