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犬士

けんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
で、八犬士でも為朝でも朝比奈でも皆儒教の色を帯びて居ります。
幸田露伴 馬琴の小説とその当時の実社会 青空文庫
で、八犬士でも為朝でも朝比奈でも因縁因果の法を信じて居ります。
幸田露伴 馬琴の小説とその当時の実社会 青空文庫
で、八犬士でも為朝でもそれらを否定せぬ様子を現わして居ります。
幸田露伴 馬琴の小説とその当時の実社会 青空文庫
で、八犬士や為朝は無論それら武徳の権化のようになって居ります。
幸田露伴 馬琴の小説とその当時の実社会 青空文庫
そうして、なおも先の方を読んで参りますと、その八つ房という犬の思い子となって生れた八犬士の身体には、その父の犬の身体についていた八ツの斑紋が一ツずつ大きなほくろとなってあらわれて、親子のしるしとなっていたという事まで詳しく書いてあるでは御座いませんか。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
六、七歳頃から『八犬伝』の挿絵を反覆して犬士の名ぐらいは義経・弁慶・亀井・片岡・伊勢・駿河と共に諳んじていた。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
他の犬士の物語と比べて人間味が著しく稀薄であるが、殊に京都の物語は巽風・於菟子の一節を除いては極めて空虚な少年武勇伝である。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
が、『八犬伝』の興趣は穂北の四犬士の邂逅、船虫の牛裂、五十子の焼打で最頂に達しているので、八犬具足で終わってるのは馬琴といえどもこれを知らざるはずはない。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫