幻辞.com

名詞
1
標準
文例 · 用例
四月二日 呉で碇泊している。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
(大正九年六月、渋柿)     二 ホンコンと九竜 夜の八時過ぎに呉を出帆した。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
その横に三号活字でベタベタと「呉に着いた分捕、独逸潜水艇」という説明が付いている。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
この間なんぞは鉄砲を積んで呉に這入りかけたら、その間際で船員の中に、スパイが二人|混っている事を発見したから、文句なしにブチ込んでくれたよ。
夢野久作 焦点を合せる 青空文庫
「呉砲台のように、簡単にはゆかんようじゃ。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫
これも目的の一つとして、私はそれから数日の後には、黄浦河を下り呉へ出、それから西して揚子江を溯り、鎮江、南京、蕪湖、九江、漢口、岳州、沙市の辺へまで、旅行をしなければならなかったので、大いに勇気づいていたのでした。
国枝史郎 さまよう町のさまよう家のさまよう人々 青空文庫
そうです先刻も申しました通り、私は明日にも上海を立って、呉から沙市の方へ旅行するのですが、その旅行する目的も、その青幇と紅幇とに、断然関係があるのです。
国枝史郎 さまよう町のさまよう家のさまよう人々 青空文庫
私の住居は日本人|町の呉路の二十号にあって、日本商人の山崎という人の、別館一棟を借りていたので――それは洋館でありました――誰にも累いされることなしに、研究することが出来るのでした。
国枝史郎 さまよう町のさまよう家のさまよう人々 青空文庫