惰弱
だじゃく
形容動詞名詞
標準
apathetic
文例 · 用例
余計な心配だが、これから五年あるいは十年の後、工事|了りて元の閑寂なる山村に帰った時、初めて眼醒むる彼等の苦痛は、一旦心に印せられた惰弱の風と共に永久に消ゆるの時がなかろう。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
天下枢機の地に立つ者が平安朝ほど惰弱|苟安で下らない事をしてゐたことは無い位だ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
よくよく事情を察するに、当時は恋愛至上主義の行われていた世で、女は愛情の命ずるがままに行動して、それで自から欺かぬ、よい事と許されていた惰弱時代であったから、右衛門の母は兼盛と、手を繋いで居た間に懐胎したが、何様いう因縁かで兼盛と別れて時用の許へ帰したのである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
非常に惰弱になって巧言令色である。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
当時島原一円の領主であった松倉|重次は惰弱の暗君で、徒らに重税を縦にした。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
袖は肩の辺までたくし上げていないと、惰弱だといわれる。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
喧嘩を買い歩くのが商売と聞けば、どうやら怖ろしくも思われるが、それも惰弱に流れた世人の眼を醒ます為だという。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
追従軽薄の惰弱者が武家にも町人にも多い。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
彼の惰弱な態度は、チーム全体の士気を下げてしまう。
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多くの問題を抱えながらも、彼は惰弱な日々を過ごしていた。
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若者たちの惰弱さが社会問題として取り上げられることもある。
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標準
weak
作例 · 標準
彼は精神的に惰弱な面があり、すぐに諦めてしまう癖がある。
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惰弱なリーダーでは、このような困難な状況を乗り越えることはできないだろう。
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「もっとしっかりしろ!そんな惰弱な精神では何も成し遂げられないぞ。」先輩が叱った。
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