上宮
じょうぐう
名詞
標準
building of a Shinto shrine complex built upon the highest ground
文例 · 用例
そうかと思うと『源氏物語』や『続世継』などに尺八の名があり、さらに上宮太子が尺八を吹かれたという話がある、シナには唐あたりの古いところにもとにかく尺八の名がある。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
廿日、壬辰、午剋、鶴岳上宮の宝前に羽蟻飛散す、幾千万なるかを知らず。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿二日、庚寅、天晴、未剋、鶴岳上宮の宝殿に、黄蝶大小群集す、人之を怪しむ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
上宮中学の、蔵鷺庵という寺の真向いの路地の二軒目。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
寒々とした薄暗い焼跡を上本町八丁目まで歩き、上宮中学のまえを真っ直ぐ三町ばかし行くと、右側にこぢんまりした二階建のしもた家があった。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
陸上宮殿の柱像たらんは、海の女王たらんことの崇高なるには若かず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
これはイ列とエ列とでも同樣の例があるので、上宮聖徳法王帝説に等已彌居加斯支移比彌乃彌己等とあるのを見れば、彌の字はミにもメにもなるので、其の區別が判然しなかつたことが分る。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
彌をメと訓む例は黒川氏の北史國號考に上宮聖徳法王帝説、繍張文の吉多斯比彌乃彌己等、また等已彌居加斯支移比彌乃彌己等、註云 彌字或當賣音也とあるを引けるなどに從ふべし。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
急な石段を登りきった先にある上宮からは、眼下に広がる街並みと遠くの海が一望できた。
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毎年初詣には、麓の下宮だけでなく、山頂にある上宮まで足を運んで家内安全を祈願している。
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上宮の古い社殿は、苔むした巨木に囲まれ、何とも言えない神秘的で厳かな空気に包まれていた。
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