出来秋
できあき
名詞
標準
autumn at harvest time
文例 · 用例
六時出立、我ながらサツソウとしてあるく、見渡すかぎり出来秋のよろこびだ(実際問題としては豊年飢饉だらう!
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
出来秋ぢや、出来秋ぢやと云うて米は不作。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
出来秋の村芝居とおなじ野趣に対して、私も少からず興味を感ずる。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
時候の挨拶や、この出来秋の噂などが済んで、長次郎はやがてこんなことを云い出した。
— 小女郎狐 『半七捕物帳』 青空文庫
出来秋の野良仕事はまことにいそがしい、その間をぶらつく私は恥づかしかつた、私はまつたく不生産的人間だ、社会の寄生虫だ!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
それよりは、今は彼女は出来秋の心配に移っていた。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
「出来秋までどうしたらいいであろうか。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
出来秋まで、何の心配もなく食うだけのものは貯えておきたい、おかなければならぬ。
— 犬田卯 『米』 青空文庫
作例 · 標準
出来秋を迎え、農家は収穫に追われている。
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豊作の出来秋に、村人たちは豊穣を祝った。
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出来秋の空は高く澄み渡っていた。
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