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王のように

おうのように
副詞
1
標準
like a lord
文例 · 用例
けれどももしヴェーッサンタラ大王のように大へんに徳のある人ならばそしてその人がひどく飢えているならば木の枝はやっぱりひとりでに垂れてくるにちがいない。
宮沢賢治 学者アラムハラドの見た着物 青空文庫
一人は闇の中に、ありありうかぶ豹の毛皮のだぶだぶの着物をつけ、一人は烏の王のように、まっ黒くなめらかによそおっていました。
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
人に嫉まれ、蔑まれて、心が魔王のように猛り立つときでも、あの小魚を口に含んで、前歯でぽきりぽきりと、頭から骨ごとに少しずつ噛み潰して行くと、恨みはそこへ移って、どこともなくやさしい涙が湧いて来ることも言った。
岡本かの子 家霊 青空文庫
それも普通の家ではないので、F市外の公園の入口に在る檜御殿と呼ばれた××教の教会堂が、先年の不敬事件に関する信者の大検挙以来、空屋同然になっていたのを自分の名前で買い取らせて、見事な住宅の形に手を入れさせたもので、そこに素敵な自動車や、大勢の女中を雇い込んで女王のように奉仕させた。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
深い悲しみと、あきらめと、思いやりのこもった微笑を口元に浮べて、生れながらの女王のように落ちついている。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
しかし男が葉子の目の前で弱味を見せた瞬間に、葉子は驕慢な女王のように、その捕虜から面をそむけて、その出来事を悪夢のように忌みきらった。
有島武郎 或る女 青空文庫
今はただ木村という邪魔な考えが、もやもやと胸の中に立ち迷うばかりで、その奥には事務長の打ち勝ちがたい暗い力が、魔王のように小動ぎもせずうずくまっているのみだった。
有島武郎 或る女 青空文庫
葉子は女王のように誇りの必要もないという自らの鷹揚を見せてすわっていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
例句