幻辞.com

凛々

りんりん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
severe
文例 · 用例
「それでは始めていただきます」 そうおぬいさんが凛々しく響くような声でいって、書物をぼんやりしかけた渡瀬の前にひろげたので渡瀬はようやく我に返った。
有島武郎 星座 青空文庫
別に、肩には更紗を投掛け、腰に長劍を捲いた、目の鋭い、裸の筋骨の引緊つた、威風の凛々とした男は、島の王樣のやうなものなの…… 周圍に、可いほど間を置いて、黒人の召使が三|人で、謹んで給仕に附いて居る所。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
孰れも勇気|凛々、今日を限りにこの痛快無比の旅行と別るるのが残多いようにも思われ、またこの行を了ったという得意の念もあった。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
一通りの挨拶終つて後、夫人は愛兒を麾くと、招かれて臆する色もなく私の膝許近く進み寄つた少年、年齡は八|歳、名は日出雄と呼ぶ由、清楚とした水兵風の洋服姿で、髮の房々とした、色のくつきりと白い、口元は父君の凛々しきに似、眼元は母君の清しきを其儘に、見るから可憐の少年。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
』と母君の纎手に依りすがると春枝夫人は凛々しとはいひ、女心のそゞろに哀を催して、愁然と見送る良人の行方、月は白晝のやうに明だが、小蒸※船の形は次第々々に朧になつて、殘る煙のみぞ長き名殘を留めた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
風采端然、威風凛々、言ふ迄もない、本艦の艦長である。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
艦長松島海軍大佐、濱島武文、其他同席の二三|士官等は、凛々たる面に微笑を浮べて、互に顏を見合す時、軍艦「日の出」の右舷左舷には、潮の花は玉と亂れて、艦の速力は飛ぶが樣であつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
ほんとに凛々しくって、私は書生言葉は大好きさ」「恩人に向かって済まんけれども、それじゃぞんざいな言葉を遣おう」「ああ、それがいいんですよ」「しかしね、ここに一つ窮ったのは、私が東京へ行ってしまうと、母親がひとりで……」「それは御心配なく。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
作例 · 標準
氷点下まで厳しく冷え込んだ早朝、家のドアを開けた途端に凛々たる寒風がナイフのように頬を刺すように吹き付けてきた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
険しい雪山の頂にようやく立つと、見渡す限りの銀世界とともに、凛々とした薄い空気が疲れた身をピリッと引き締めてくれるのを感じる。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
空気が澄み切った冬の夜空には、凛々たる星の光がまるで氷の欠片のように凍てつくような美しさを放って瞬いていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
2
標準
biting
作例 · 標準
圧倒的な数の敵軍を前にしても全く臆することなく、若き武将は馬上で凛々たる表情を崩さず全軍に突撃の号令を下した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
道場で彼女が静かに弓を引く姿は、一本の糸のように背筋が伸びて凛々としており、見る者の心を強く惹きつける。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
不正を許さない老判事の凛々たる声が重々しく法廷に響き渡り、ざわついていた傍聴席は一瞬にして静まり返った。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
凛々(りんりん) — 幻辞.com