神理
しんり
名詞
標準
文例 · 用例
冴ゆる氣になれば、氣象玄妙、神理幽微、予輩たゞ教を外に受けて證を内に全うせざる者は、兌を塞ぎ坤に居る可きのみであるから姑く擱きて言はぬ。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
冴える気になれば気象玄妙(気性が奥深く優れ)神理幽微(真理、幽かで微妙)、我等ただ教を外に受けて教を体得できない者は、悦びを塞ぐ迷いの境地にいるべきであるから此処では言わない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
天賦の身は天に任せ、正を行ない邪に組せず、現世後生は敵なく、神理を常として真心を尽くすを楽しみとするのみだから、すこしも片手落ちなどの欲念邪意があることはない。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
(二月二十七日) 白雨禅 狩野芳涯常に諸弟子に教へて曰、「画の神理、唯|当に悟得すべきのみ。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫