物語風
ものがたりふう
名詞名詞-の形容詞
標準
narrative-like structure
文例 · 用例
『物語風の動機が君に悦びを与えただけの話だね。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
静的芸術と動的芸術とを比較して見ると、前者は何うしても過去的、追憶的で、その芸術は物語風になつて行く傾きがある。
— 田山録弥 『動的芸術』 青空文庫
余り評判にもならなかったが、那翁三世が幕府の遣使栗本に兵力を貸そうと提議した顛末を夢物語風に書いたもので、文章は乾枯びていたが月並な翻訳伝記の『経世偉勲』よりも面白く読まれた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
然し、残念ながら、私はこれ迄、会社員をした経験があるだけで、探偵小説を読むことは好きであったが、二十五歳の今日に至るも、一度もこうした物語風のものに筆を染めたことはないのである。
— 小酒井不木 『犬神』 青空文庫
だが氏の書くものの一つの傾向として、戦史物語風のスタイルがあることを忘れてはなるまい。
— 戸坂潤 『戦争ジャーナリスト論』 青空文庫
どの国で書かれた本にしろ多くの物語風の書物の中には、善玉、悪玉があってそれが勧善懲悪的な筋で終りを結ばれている。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
以前読んだ事のある伊勢物語風に、昔男ありけりと云う思い出をいっぱい心に溜めているせいか、きんは一人寝の寝床のなかで、うつらうつらと昔の男の事を考えるのは愉しみであった。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
以前読んだ事のある伊勢物語風に、昔男ありけりと云ふ思ひ出をいつぱい心に溜めてゐるせゐか、きんは一人寝の寝床のなかで、うつらうつらと昔の男の事を考へるのは愉しみであつた。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
作例 · 標準
彼のスピーチは、まるで物語風に語られるようで引き込まれた。
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この論文は、科学的な内容を物語風にまとめているため読みやすい。
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彼は子供たちに、自身の体験を物語風に話して聞かせた。
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