武鯛
ぶだい異読 ブダイ
名詞
標準
Japanese parrotfish (Calotomus japonicus)
文例 · 用例
部屋のまんなかにちゃぶだいが具えられ、卓のうえには、一ダアスほどのビイル瓶とコップが二つ置かれていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
岡村は四角な茶ぶだいを火鉢の側に据え、そうして茶を入れて待って居た。
— 伊藤左千夫 『浜菊』 青空文庫
東京ならば牛鍋屋か鰻屋ででもなければ見られない茶ぶだいなるものの前に座を設けられた予は、岡村は暢気だから、未だ気が若いから、遠来の客の感情を傷うた事も心づかずにこんな事をするのだ、悪気があっての事ではないと、吾れ自ら頻りに解釈して居るものの、心の底のどこかに抑え切れない不平の虫が荒れて居る。
— 伊藤左千夫 『浜菊』 青空文庫
「だいじょうぶだいじょうぶ、今さらくよくよ心配したとてどうなるもんでもない。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
その夕餉を細君はひとり寂しくちやぶだいの前に坐つた。
— 水野仙子 『女』 青空文庫
電燈の紐をのばして茶の間のちやぶだいの上を調べて見たが、そこには茶碗や小皿が先刻のまゝ置かれてあるばかりであつた。
— 水野仙子 『女』 青空文庫
胸に手を置いて考へて見ると、晝の時にちやぶだいの上に置いたまゝ御飯を喰べたことを覺えてゐる。
— 水野仙子 『女』 青空文庫
と同時に、ちやぶだいの上に置き忘れたといふ信念が、疑ふべくもなく細君の頭全部を占めたのであつた。
— 水野仙子 『女』 青空文庫
作例 · 標準
磯釣りをしていたら、鮮やかな青と緑の模様を持つ立派な武鯛が釣れました。
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沖縄の公設市場で、氷の上に並べられた色鮮やかなイラブチャー(武鯛)を見て驚いた。
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武鯛は海藻を食べるため独特の磯臭さがあるが、新鮮なものを刺身にするととても美味しい。
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