荷下ろし
におろし
名詞
標準
文例 · 用例
委しい事はこの男からお聴き取り下さい」 この、着荷係A・V・アンダスンの話しに依ると、問題の二個のトランクというのは、其の朝、午前七時四十五分着の、S・P・ライン、アリゾナ州フォニックス市発、列車番号第三号の客貨物列車で到着したもので、丁度自分の監督で荷下ろしに当ったのだという。
— 牧逸馬 『アリゾナの女虎』 青空文庫
第四九項 稲荷下ろしの拘引 先年『神戸又新日報』に、「稲荷下ろしの拘引」と題して、神に託して金円を詐取したりし話を掲げてあったが、ここに抜記しておく。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
石州者の田中太七というは、俗にいう稲荷下ろしにて、女房おきぬとともに神戸へ来たり。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
先年発行の『神戸|又新日報』に、「稲荷下ろしの拘引」と題して、左の記事が掲げてあった。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
石州者の田中太七というは、俗にいう稲荷下ろしにて、女房おきぬとともに、本年の四月ごろより神戸へ来たり。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
翌九日へと日付が変わった直後、我々は小型ボートを用いて苦労しながらロス島へと上陸を果たし、それぞれの船から一本の索具を引っ張っていって二叉ブイの要領で物資の荷下ろしを行うための準備とした。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
世界的天然良港として、波止場や店舗や荷下ろし場が並び、時が経てばこの小さな港が文明の辺境地で重要地になるはずだ。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
嘘みたいに、空は青く照りかがやき、余波のしぶきもまだ白い浦曲の諸所では、早や荷下ろしが始まっている。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫