偃臥
えんが
名詞動詞-サ変
標準
lying face down
文例 · 用例
風雪の威力の下、鱗甲のある枝幹を四方にのべて、地上に偃臥する特性を持つ。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
崖の上になってるので、利根川は勿論中川までもかすかに見え、武蔵一えんが見渡される。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
また物体の磨滅の現象からも、目に見えぬ微小部分が存するゆえんが引証されている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
ただ神の正義を伝えんが為に茲に来た。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
おかあさんのほうは、子供とは、まったく、えんがなくなってしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
透通いて見えん事は無けれどもよ……障子越は目に雲霧じゃ、覗くにはっきりとよう見えんがいの。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
影も形も見えんがな」 夜逃げでもしたのではないかという顔で、訊くと、「声はすれども、姿は見えぬ、ほんにお前は屁のような……」 〆団治はうたうように言って、「――今日はお午の夜店やさかい、そこイ行ったはんネやろ」「さよか。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「君はあんまり品行方正とは言えんが、とにかく出来るから推薦したのだ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
「背中のマッサージを始めますので、こちらのベッドに偃臥の姿勢で寝てください」とセラピストに言われた。
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泥酔した彼は、玄関先で偃臥したまま朝まで爆睡していた。
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ヨガの最後のリラックスタイムで、偃臥位からゆっくりと呼吸を整えるよう指示があった。
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