塩田
えんでん異読 しおた・しおだ
名詞頻度ランク #24023 · 青空 491 例
標準
saltpan
文例 · 用例
友人の松村と言う男が、塩田カジョー、関タッチイ、大庄司清喜、この三人そろって船橋のお宅へお邪魔した際の拙作に関するあなたの御意見、あとでその三人から又聞きしたのを、そのまま私へ知らせてよこしました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
その頃、自殺を企て、実行もした元気のない塩田カジョーと知り合ったのです。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
やはらかな肌ざはりが五月ごろの外光のやうだつた、紅茶のやうに熱つた男の息、抱擁められた時、昼間の塩田が青く光り、白い芹の花の神経が、鋭くなつて真蒼に凋れた、別れた日には男の白い手に烟硝のしめりが沁み込んでゐた、駕にのる前まで私はしみじみと新しい野菜を切つてゐた……その勘平は死んだ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
「そう、もうこれが直島ですか」 私は船の右手に近く塩田でもあるらしい砂浜の出た一つの島を改めて見やりながら強いて睡気を追おうとした。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
「この頃の七、八百両は、こたえます」「しかし、貴殿は塩田があって裕福だから」「そう見えるだけです」「いや、五万三千石で、二百何十人という士分がおるなど、ほかでは見られんことですよ。
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
」「どういたしました」「浅野は、表高こそ五万三千石だが、ほかに塩田が五千石ある。
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
それから塩田夫人とお前と、この四人位でいいだろう。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
塩田夫人――でご相談というのは、どんなことですの?
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
作例 · 標準
夏の強い日差しの中、広大な塩田で塩が作られていた。
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この地方の塩田は、昔ながらの製法を守り続けていることで有名だ。
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観光客が塩田作業を体験できるツアーは、毎年人気を集めている。
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