思う様
おもうさま
副詞
標準
to one's heart's content
文例 · 用例
)と達二は、半分思う様に半分つぶやくようにしました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
お母さんはただただ御自分の悪い様にばかりとっているけれど、お母さんとて精神はただ民子のため政夫のためと一筋に思ってくれた事ですから、よしそれが思う様にならなかったとて、民子や私等が何とてお母さんを恨みましょう。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
己れにした処がまあカチヤには何よりべらべらしたものを着せて、頬っぺたの肉が好い色になるものでも食わせて、通りすがりの奴等が何処の御新造だろう位の事を云って振り向く様にしてくれりゃ、宿六はちっとやそっとへし曲って居ても構わ無えと思う様になるんだ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
あわれむ様な小田の顔にはきかける様に女なんて自分の思う様になるよ。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
あれは権右衛門が身を以て贅沢するなと教えてくれたのであると思う様にしているのだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
と今度はその次の樽をあけて、みんなに思う様飲ませました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
がそう思う様に目的は達せられんので晩からかけて翌日の午後の三時頃迄は村中浜へ総出の儘風の中、雨の中を立ち尽して居た。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
然し多忙で思う様に之を利用する事が出来なかったのは残念|至極である。
— 夏目漱石 『入社の辞』 青空文庫
作例 · 標準
例句