王父
おうふ
名詞
標準
deceased grandfather
文例 · 用例
燕王父子、天縦の豪雄に加うるに、張玉、朱能、丘福等の勇烈を以てす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
方孝孺の門人|林嘉猷、計をもって燕王父子をして相疑わしめんとす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
廖※廖銘は孝孺の遺骸を拾いて聚宝門外の山上に葬りしが、二人も亦収められて戮せられ、同じ門人|林嘉猷は、かつて燕王父子の間に反間の計を為したるもの、此亦戮せられぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
吾王父|白仙綱浄は嘗て藩学の医風に反抗して論争した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
おのれは漢學者の子にて、わづかに家學を受け、また、王父が蘭學の遺志をつぎて、いさゝか英學を攻めつるのみ、國學とては、さらに師事せしところなく、受けたるところなく、たゞ、おのが好きとて、そこばくの國書を覽わたしつるまでなり。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
そのかみは、官途も、今のごとくにはあらず、奉承榮達の道も、今よりは、たはやすかりきとおぼゆ、同僚は、時めきて遷れるも多し、おのれに親しく榮轉を勸めたりし人さへも、ひとりふたりにはあらざりき、されど、かゝる事にて心の動く時は、つねに王父の遺誡を瞑目一思しぬ。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
其ノ次ニ取リ出セル物ハ川端歌合一巻 此ノ巻物ハ我ガ王父従五位下図書頭殿ノ自作自筆ニ係ル。
— ※上漁史 『土用干ノ記』 青空文庫
ふおうふおう、ふうふう、ふおうふおうというように鳴くの声の後から、また獣の鳴くような声も聞えてきた。
— 田中貢太郎 『太虚司法伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句