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桂女

かつらめ
名詞
1
標準
文例 · 用例
小雀と桂女一別れた人に會ひたさに、今日も野へ來た桂女は、路の瑞樹の葉がくれに、聞きこそすませ、美し音の  さつさ、いよこの、    小雀女。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
』と、  さつさ、いよこの、    桂女
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
』  さつさ、いよこの、    桂女
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
名高い山城の桂里にゐた「桂女」は、一種の巫女であつた事は、色々説明せられてゐる通りであるが、桂里に住んでゐたから桂女と称するのか、それともかつらを著けてゐるから桂女と称したのか、尠くとも、二様の見方があるであらう。
折口信夫 はちまきの話 青空文庫
かつらおびと称するものも、果して、桂女がするからさう称するのか、其とも、もとはかつらであつたのが、変つてからでもかつらおびを称せられたのか、色々と考へられる。
折口信夫 はちまきの話 青空文庫
ともかく、桂女と言ふのは、頭にかつらをしてゐたから、さう言はれたのだらう、と私は考へる。
折口信夫 はちまきの話 青空文庫
桂女が巫女であつた事はあたりまへで、柳田先生が「女性」の七巻五号に「桂女由来記」と言ふ論文を載せられて、色々材料も提供せられてゐるが、女が戸主であつたこと、将軍家に祝福に行つたこと、御香宮に関係のあつたこと、それから巫女であつた事に間違ひはない。
折口信夫 はちまきの話 青空文庫
桂女の被るかつら、役者の著けるかつらと言ふ風に色々あるけれども、つらはつると同じ語で、かづらはもと「頭に著ける」蔓草と言ふことであらう。
折口信夫 はちまきの話 青空文庫
ウィキペディア

桂女(かつらめ)は、山城国葛野郡桂(現在の京都府京都市西京区桂)に住んでいた、あるいは頭に被り物「かつら(蔓)」を付けていたことからそう呼ばれた女性であり、かつて時代により巫女、行商、遊女、助産師、予祝芸能者といった役割を担った。桂御前(かつらごぜん)、桂姫(かつらひめ)、桂の女(かつらのめ)とも呼ばれた。

出典: 桂女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0