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旗色

はたいろ異読 きしょく
名詞
1
標準
situation
文例 · 用例
何でも第二|次奉直戰爭の時などは自分の方の旗色がよかつたせゐもあつただらうが、戰線のことは部下任せにして置いて、宮苑の奧深くお氣に入りの嬪妾や嬖臣達を相手に日もす夜もす麻雀に耽り樂しんでゐたと言ふ。
南部修太郎 麻雀を語る 青空文庫
――然しそれがどちらの旗色であれ、他人のたてたどんな旗色にも動かされる人間でないことを彼は段々証して来ております。
――或る私信―― 橡の花 青空文庫
しかも裏の事実は一人の例外なしに、堂々、不正の天才、おしゃかさんでさえ、これら大人物に対しては旗色わるく、縁なき衆生と陰口きいた。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
そのころ高田の馬場の喫茶店に、兄が内心好いている女の子がありましたが、あまり旗色がよくないようで、兄は困って居りました。
太宰治 兄たち 青空文庫
なぜならばそれによって、表現に於ける二大分野の特色を明らかにし、相互の旗色を判然とすることができたからだ。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
この格闘に於いては、鴎外の旗色はあまり芳しくなく、もっぱら守勢であったように見えるが、しかし、庭に落ちて左手に傷を負うてからは「僕には、此時始めて攻勢を取ろうという考が出た。
太宰治 花吹雪 青空文庫
かくては、襖の蔭で縫いものをしている家の者に迄あなどられる結果になるやも知れぬという、けち臭い打算から、私は友人を屋外に誘い出し、とにもかくにも散策を試み、それでもやはり私の旗色は呆れる程に悪く、やりきれず、遂には、その井の頭公園の池のほとりの茶店に案内するという段取りになるのであった。
太宰治 乞食学生 青空文庫
京吉はたちまち旗色が悪くなって行き、イーチャンが済む頃には、もう四千もすっていた。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
試合開始直後は劣勢だったが、後半になってようやく旗色が変わってきた。
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プロジェクトの旗色が悪くなってきたので、早急に対策を講じる必要がある。
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彼女の表情を見て、交渉の旗色が不利だと悟った。
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2
標準
one's allegiance
作例 · 標準
選挙戦が激化する中、どの候補に投票するか、まだ旗色を鮮明にしていない人も多い。
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彼の旗色がはっきりしないため、周囲は不信感を募らせていた。
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会社の方針に対して、彼は一貫して賛成の旗色を示している。
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