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消息文

しょうそくぶん
名詞
1
標準
personal letter
文例 · 用例
蛾眉は田舎の方から時々消息文を送って来たが、蓄膿症はつらいとか、徽宗皇帝の絵がいいとか、美人に愛されたいとか、浮世の愚痴を織り混ぜてゐた。
原民喜 四五ニズム述懐 青空文庫
琉球語を以て金石文や消息文を書いたのもこの時代である。
伊波普猷 琉球史の趨勢 青空文庫
然るに、「藁屋文集」に採録せられた消息文などを見ても、自由に慷慨を述べたものもあつてよい等なのに、其ほど感じ深いのもない。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
消息文・贈答歌の代作・代筆は固より、物語を読み聞かせたり、創作の手引きをする事は以前の通りである。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
その消息文のうちに、人から酒をもらった礼状などもあるようである。
高浜虚子 俳句はかく解しかく味う 青空文庫
華王院の方は今日では増福院と称し、前掲の南勝房法語、並びに覚海伝、上人自筆の消息文等を伝えている。
谷崎潤一郎 覚海上人天狗になる事 青空文庫
○増福院に蔵する所の上人の消息文は「蓮華谷御庵室」へ宛てたもので、鷲峰師の説明に依ると、此の宛て名の主は所謂「高野|非事吏」の祖明遍上人(少納言入道信西末子)のことであるという。
谷崎潤一郎 覚海上人天狗になる事 青空文庫
なおそれよりも遙かに古く、『東山往来』という書物の消息文の中にも、家の女中が歯の生えた児を生んだ。
柳田国男 山の人生 青空文庫
作例 · 標準
祖母からの消息文には、近況と温かい励ましの言葉が綴られていた。
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彼は戦地から家族へ、かすかな希望を託した消息文を送った。
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久しぶりに旧友から届いた消息文に、懐かしさがこみ上げた。
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