竹光
たけみつ
名詞
標準
bamboo sword (resembling a katana, etc.)
文例 · 用例
竹光る地面に竹が生え、青竹が生え、地下には竹の根が生え、根がしだいにほそらみ、根の先より繊毛が生え、かすかにけぶる繊毛が生え、かすかにふるえ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
なにをかくそう、このいぶかしかった若|武者こそは、これぞ余人ならず、今江戸八百八町において、竹光なりとも刀差す程のものならばその名を知らぬ者のない、旗本退屈男と異名をとった早乙女主水之介だったからです。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
なにをかくそう、このいぶかしかった若武者こそは、これぞ余人ならず、今江戸八百八町において、竹光なりとも刀差す程のものならばその名を知らぬ者のない、旗本退屈男と異名をとった早乙女主水之介だったからです。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
出し物は、『切腹』というとんでもない映画で、竹光で腹を切るシーンを見ていて、慶一は気分が悪くなった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
其処ではからずも、世に隠棲している竹光柳風軒に出逢い、姫路の天守閣の怪物は、狐三百歳にして黒狐となり、五百歳にして白狐となるという、その黒狐であることを聞き、なお退治の方法を教わり、薬王樹の一枝をも貰い受けた。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
この時武蔵は少しも騒がず、静かに薬王樹の一枝に手をかけ、竹光柳風軒の教えにより、凡て通力を得た奴は、前に姿を現わすと雖もその本体は後ろに在ることを知る故、前面の刑部姫には眼を止めず、そっと後ろを振向けば、武蔵の身体を離るること、三間ばかりのところ、何やら黒く蹲まっているものがある。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
もっとも」と云うと身をかがめ、「呼吸さえ充ちて居りますれば、竹光であろうとこんなもので」 その竹光を拾い上げ、スパッとばかりに叩っ切った。
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
」 竹光でこそあれ凄い利器、腕も充分冴えている、大学の胸を貫いた。
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちが竹光を手に、チャンバラごっこに夢中になっていた。危なくないから安心だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
dull sword
作例 · 標準
昔の武士が使っていた竹光の刀は、実戦ではほとんど使われなかっただろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
竹光 とは、竹を削ったものを刀身にして刀のように見せかけたもののことである。現代では、芝居の小道具として用いられる。また、切れ味の悪い安物の刀を嘲ってこう呼んだりもする。
出典: 竹光 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0