子骨
こぼね
名詞
標準
thin inner ribs of a folding fan
文例 · 用例
骨は巻骨即ち障子骨、六本骨、七本骨などがあって、巻骨は骨へ細い紙を巻いたもので、障子の骨のようになっているので、障子骨の名もある。
— 淡島寒月 『凧の話』 青空文庫
そうしてこの巻骨の障子骨は丈夫で良い凧としてある。
— 淡島寒月 『凧の話』 青空文庫
障子骨というのは縦に三本骨がある凧で、からますには丈夫であるが、それだけ手繰るには不便であった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
絵凧には達磨、金時、義家、義経などが描いてあって、なお障子骨になると、『二人立ち』『三人立ち』といって、二、三人の武者が描いてあった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
あくる日から茅町のささやかな圓朝の住居の中には、ところ狭しと唐紙のような、障子骨のような、衝立のような、屏風のようなものの、いずれも骨組ばかりのものがとっ散らかされはじめた、とんと経師屋の店先のごとくに。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
戸障子骨太くして手|丈夫なるゆゑ、閾鴨柄も広く厚し。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
そして上部の細障子は、どつちから見ても棧(さん)が障子骨の表を見るやうになつてゐる。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
貞ちやんのは鬚達磨で、私のは障子骨の金太郎だつた。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫
作例 · 標準
扇子を広げると、複雑な細工が施された子骨が見えた。
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伝統工芸品である扇子の、繊細な子骨の構造に感心した。
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古い扇子を修理に出したところ、子骨の部分が一部破損していた。
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