斜右
はすみぎ
名詞
標準
文例 · 用例
それが、扉口から三尺ほど前方の所を足にして、斜右に仰向けとなって横たわり、しかもレヴェズやクリヴォフ夫人と同じよう、悲痛な表情をしていて、それにはいささかも恐怖の影はなかった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
君は知らなかったの」「知らなかった」 阪井のクローデアス王の王座は独白をひきたてる関係で客席に近い前舞台の端にあり、そのとなり、つまり舞台に向って斜右に王妃の座があり、それから舞台の奥へ向ってわれわれが三列に並んで決闘を見物している。
— 久生十蘭 『ハムレット』 青空文庫