道塗
どうと
名詞
標準
文例 · 用例
厚かましいお願だが、彼等の孤弱を憐れんで、今後とも道塗に飢凍することのないやうにはからつて戴けるならば、自分にとつて、恩|倖、之に過ぎたるは莫い。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
厚かましいお願だが、彼等の孤弱を憐れんで、今後とも道塗に飢凍することのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるは莫い。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
彼等はことごとく家族を後に、あるいは道塗に行吟し、あるいは山沢に逍遥し、あるいはまた精神病院|裡に飽食暖衣するの幸福を得べし。
— 芥川龍之介 『馬の脚』 青空文庫
山岳、海洋、宮殿、道塗――如何なる光景を現すのでも、結局これらを配置する外は、一本の立木も使ったことはない。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫