時分時
じぶんどき
名詞
標準
mealtime
文例 · 用例
」 やがて時分時だといふので、念の入つた精進料理が出た。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
……其の近所に用達があつた歸りがけ、時分時だつたから、笹の雪へ入つて、午飯を濟ますと、腹は出來たし、一合の酒が好く利いて、ふら/\する。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
帰りがけに、(おう、翌日ッから、時分時にゃ、ちょいと御飯ですよッて声をかけてくんねえよ。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
やがて時分時になったので、奴豆腐に胡瓜揉みと云ったような台所料理のゆう飯を出すと、お武家はいよ/\気の毒そうに、幾たびか礼を云って箸をとりました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
恰ど時分時なので黙つてそこにあつた弁当箱を取り上げた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
時分時だったので、庸三は葉子の註文もきいて料理を通した。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
細い一間半位の通路の両がわに、玩具、絵草紙、文房具、はては箪笥、鏡台、漆器類、いろ/\のものを売る店があって品物をならべた「みせだな」の一角に畳一畳位の処に店番の人が小さな火鉢や行火をかかえてちんまりと座って、時分時にささやかな箱弁当でも食べていようという光景はとても大正昭和の時代にはふさわない。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫
時分時ではあり、何もないけれど、お光さんの好きな鰻でもそう言うからと、親子してしきりに留めたが、俥は待たせてあるし、家の病人も気にかかるというので、お光は強って辞し帰ったのであった。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
作例 · 標準
もうすぐ昼時分時だ。そろそろ昼食の準備をしよう。
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昼時分時になると、町には活気が戻ってくる。
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お腹が空いたので、次の時分時が待ちきれない。
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