秋萩
あきはぎ
名詞
標準
bush clover (that blossoms in the autumn)
文例 · 用例
大正十三年初秋萩原恭次郎
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
戀や、秋萩の葉末に置ける露のごと、空なれども、中に寫せる月影は圓なる望とも見られぬべく、今の憂身をつらしと喞てども、戀せぬ前の越方は何を樂みに暮らしけんと思へば、涙は此身の命なりけり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
この方の萩は秋萩でして、右片双には中年の婦人を用いました。
— 上村松園 『虹と感興』 青空文庫
このわたりの野に、鴨頭草のみおい出でて、目の及ぶかぎり碧きところあり、又秋萩の繁りたる処あり。
— 森鴎外 『みちの記』 青空文庫
その時『うつろはんことだに惜しき秋萩に』というのをお歌いになった宮様を若い人たちに見せたかったよ」 と言うではないか。
— 東屋 『源氏物語』 青空文庫
一七九八)秋萩を散り過ぎぬべみ手折り持ち見れども不怜君にしあらねば (巻十。
— 斎藤茂吉 『『さびし』の伝統』 青空文庫
結句の、「なりにけるかも」というのは、「秋萩の枝もとををに露霜おき寒くも時はなりにけるかも」(巻十・二一七〇)、「竹敷のうへかた山は紅の八入の色になりにけるかも」(巻十五・三七〇三)、「石ばしる垂水のうへのさ蕨の萌えいづる春になりにけるかも」(巻八・一四一八)等の如くに成功している。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
この歌に比べると、「秋萩を散り過ぎぬべみ手折り持ち見れども不楽し君にしあらねば」(巻十・二二九〇)、「み冬つぎ春は来れど梅の花君にしあらねば折る人もなし」(巻十七・三九〇一)などは、調子が弱くなって、もはや弛んでいる。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
法律による保護が市民を守る。
政治的な決定は社会に大きな影響を及ぼす。
民主的なプロセスが尊重される。
法規制により秩序が保たれている。