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無二無三

むにむさん異読 むにむざん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
in earnest
文例 · 用例
文六「これッ何を申す」と言っても団九郎、 無二無三と斬って来る。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
前の俥から、三十がらみの纏足の女がころげるように跳びおりると、無二無三に群集の垣に突き入った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
折から一天俄に掻曇りて、※と吹下す風は海原を揉立つれば、船は一支も支えず矢を射るばかりに突進して、無二無三に沖合へ流されたり。
泉鏡花 取舵 青空文庫
」というをも聞かず、無二無三に推込めば、「ええ、此奴等。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
が、一刻も早く東京へ――唯その憧憬に、山も見ず、雲も見ず、無二無三に道を急いで、忘れもしない、村の名の虎杖に着いた時は、杖という字に縋りたい思がした。
泉鏡花 栃の実 青空文庫
やがて町はずれの狭く急なる曲がりかどを争うと見えたりしが、人力車は無二無三に突進して、ついに一歩を抽きけり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
たとえようもない無二無三な恋慕の情がするどく胸をかきむしりました。
渡辺温 風船美人 青空文庫
思召の如く替へおほせて、二十九日敵陣へ無二無三に切入り給はんには、味方の勝利疑ひ有るべからず。
菊池寛 姉川合戦 青空文庫
作例 · 標準
彼は周囲の制止も聞かず、無二無三にゴールのテープを目指して走り抜けた。
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締め切り時刻に間に合わせようと、彼は無二無三にキーボードを叩いて原稿を書き上げた。
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底なしの泥沼から何とかして抜け出そうと、彼は無二無三にもがいて必死に手を伸ばした。
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2
標準
one and only
作例 · 標準
彼が心から信じているのは、ただ一つ、この無二無三の教えを実践することだけだ。
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「これが俺に与えられた無二無三の道なんだ」と、彼は一点の曇りもない瞳で力強く語った。
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世俗の誘惑には目も振らず、彼は無二無三に仏道の修行に精進する日々を送っている。
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