沙石
しゃせき
名詞
標準
文例 · 用例
『大和本草』に四国に狐なしというが『続沙石集』に四国で狐に取り付かれた話を載す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『沙石集』に叡山の二僧相約して、先立ちて死んだ方が後れた者にきっと転生り、所を告ぐべしといった後、まず死んだ僧が残った僧の夢に見えて、我は野槌に生まれたといった。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
予が聞き及ぶところ、野槌の大きさ形状等確説なく、あるいは※鼠様の小獣で悪臭ありというが、『沙石集』の説に近い。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
愛執に依って蛇となったは、『沙石集』七に、ある人の娘鎌倉若宮僧坊の児を恋い、死んで児を悩死せしめ、蛇となって児の尸を纏うた譚あり。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
しかるにそれより三世紀早く既に東洋にあったは、『沙石集』を読んで知れる。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『沙石集』『因果物語』等に馬を虐待してその霊に苦しめられた譚多い。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
畢竟、後白河上皇が仰せられた通り、隠すは上人、せぬは仏で(『沙石集』四の二)、日本に清僧は一疋もなく従って鑑識もその用を要せぬからだ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
古くは霊異記、新しくは宝物集・撰集抄・沙石集などの逸話集は、やはり、かうした方面からも見ねばならぬ。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫