徹底化
てっていか
名詞
標準
文例 · 用例
カントからフィヒテへの方向の徹底化は、デカルトからスピノザへの方向の徹底化と同様である。
— 西田幾多郎 『デカルト哲学について』 青空文庫
死は自然的時間性、時の不可逆性、の徹底化である。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
時間性の徹底化である死においては、この必然的運命性も亦徹底的となる。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
死は時間性の徹底化として根源的體驗に根ざしながら、文化的生まで昇つてはじめて成立つ事柄である點に、必然性と可能性とを一に合するそれの複雜難解なる本質は存するのである。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
死は時間性の徹底化である。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
世の惱みは主體の自己主張の抑壓否定に基づくとすれば、死は却つてこの世の惱みの徹底化といふべきである。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
時間性のこの性格の徹底化こそ死である。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
死が時間性の徹底化として壞滅であり無への沒入であるを解せぬより來る。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫